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JBCC、kintoneを利用した金融機関向けのクラウド営業支援パックを提供
2021年2月15日 14:43
JBCC株式会社は15日、サイボウズの業務アプリ開発クラウド「kintone」をベースに、金融機関の営業活動を支援するクラウド営業支援パックを提供開始すると発表した。
金融業向けクラウド営業支援パックは、銀行、証券、保険、カード会社や保険代理店等の営業活動に必要不可欠な機能をセットにしたパッケージ。顧客管理、案件管理、活動履歴といった、汎用的な営業活動を支援する3つのkintoneアプリで構成される「営業支援パック」をベースに、契約管理とタスク管理(ToDo)の機能を追加し、金融業向けの文言や項目を標準設定しているという。
また、入力・集計・検索の利便性を向上するプラグインツールを標準装備しており、外出先でもスムーズな利用が可能とした。
導入する金融機関は、運用にあわせて項目や機能を追加設定するだけで、素早くクラウドでの営業活動を実現できるとのこと。例えば契約管理では、顧客の契約満期日が近づくと自動的にアラートを出したり、タスク管理に登録しておいた活動計画にもとづいて通知を送ったり、といった日々の営業活動のToDoを確認できるため、必要なアクションをタイムリーに行え、顧客満足度の向上にも寄与するとしている。
さらに、クラウドの拡張性を生かして、kintoneアプリの追加、ほかのクラウドサービスとの連携などが可能で、運用しながらの機能強化・拡充に対応するという。
なおJBCCでは、kintoneは、金融機関が情報システムを構築する際の安全基準「FISC安全対策基準」に準拠しているほか、社内システムとのシングルサインオンなど、JBCCのセキュリティソリューションと組み合わせ、より安心・安全な運用を行えるとアピールしている。
価格は、標準セット一式が50万円。利用にあたっては、別途kintoneの利用料およびkintoneのプラグイン利用料が必要となる。加えて、世帯・グループ管理、事故管理(保険代理店向け)のkintoneアプリは、別途オプションで用意しているとのことだ。