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チームビューワー、Web上の遠隔カスタマーサポートを実現する「TeamViewer Co-Browsing」を販売

 TeamViewerジャパン株式会社(以下、チームビューワー)は3日、Web画面共有の新しいソリューション「TeamViewer Co-Browsing」の日本での販売を本格開始すると発表した。

 TeamViewer Co-Browsingは、Web画面の共有と自動化されたチャットテクノロジーにより、リアルタイムで顧客の遠隔サポートを可能とするソリューション。1月にチームビューワーが買収した、Xaleonの技術を統合した。

 TeamViewer Co-Browsingを利用することで、企業はWebサイトを訪問した顧客とWeb画面を共有することにより、素早く的確にサポートでき、サービスの質や業務効率の向上、提供しているサービスの解約率の低減につなげられるとしている。

 たとえば、Webサイトを訪問した顧客がチャットボット経由で商品の購入方法や技術面の質問をしても、期待通りの回答が得られない場合には、ライブチャットと組み合わせて対応することができる。カスタマーのプライバシーや個人データは、自動マスキングと非表示機能により保護され、サポート担当者は顧客が閲覧中のWebブラウザーのタブしか見られないようになっている。今回新たに統合した機能には、チャットボット、ライブチャットの機能なども含まれる。

 Web画面共有機能は、GDPRに準拠するエンドトゥエンドの暗号化されたAPIを通じて安全にブラウジング画面を共有することが可能。顧客であるユーザーは、オンラインサポートを受けるためにソフトウェアのダウンロードやインストールを行う必要がなく、シームレスなリモートサポートを受けられる。