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チームビューワー、ARリモートサポートソリューション「TeamViewer フロントライン」を販売開始

 TeamViewerジャパン株式会社(以下、チームビューワー)は25日、製造業の現場などに向け、AR(拡張現実)によるリモートサポートとワークフロー管理を実現するソリューション「TeamViewer フロントライン」の日本での販売を開始すると発表した。

 「TeamViewer フロントライン」は、リモートデスクトップ機能を中心にビデオ会議などの機能を持つソフトウェア「TeamViewer」に、2020年8月に買収したUbimax(以下、ユビマックス)の技術を統合した産業用ARソリューション。主に、製造業向けに、ARによるワークフロー管理を可能にすることで、現場作業の効率化を支援する。

 「TeamViewer フロントライン」を活用することで、スマートグラスやスマートフォンなどを駆使して、管理者と作業者をつなぎ、現場に行かずともリアルタイムに映像・音声による作業の共有や、ドキュメントや手順の確認、数値や結果の入力をハンズフリーで行うことができる。スマートグラスを着用することで、ハンズフリーが実現できるのと同時に、タブレットやスマートフォンなどのモバイルデバイスとの組み合わせも可能。ハードウェアにとらわれることなく、顧客のユースケースに最適なオーダーメイドなソリューションを提供する。

 ユーザーは、iOSおよびAndroidデバイスで「TeamViewer フロントライン」を使用することができ、技術専門家は機械の修理などの作業プロセスにおいて、ライブビデオを共有することで、ARの要素を加えて現場の作業員を即座にトラブルシューティングで支援することができる。

 コミュニケーションを改善するために、自動言語翻訳機能を備えたチャットも利用可能。二要素認証(2FA)に加えて、顧客の会社ディレクトリを介したシングルサインオン(SSO)を含むIDやアクセス管理を導入し、セキュリティの強化とユーザー管理の一元化を実現する。