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ウォッチガード、UTMアプライアンスのハイパフォーマンスモデル「Firebox M4800/M5800」を発表

 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は2日、UTMアプライアンス「Firebox」の新モデル「M4800」「M5800」のリリースを発表した。

 新モデルは、分散化が進み、従来の企業ネットワークの境界の外で勤務する従業員が増加している企業のニーズに対応し、強力なパフォーマンス、セキュリティサービス、柔軟性を提供。UTMのすべてのサービスを有効にした場合、M4800では5.2Gbps、M5800では11.3Gbpsのスループットを実現する。

Firebox M4800
Firebox M5800

 Firebox M5800は、IETFに採用されているNetSecOPENによるオープンで標準化されたテストでそのパフォーマンスが認定されており、NetSecOPENのテストにおいて、Firebox M5800はすべてのセキュリティスキャンおよびHTTPSコンテンツのインスペクションを有効にした場合、最大4.9Gbpsのスループットが実証されている。

 セキュアリモートアクセスも容易に構築でき、M4800とM5800によりユーザーは場所を問わず、Webブラウザーを通じてサードパーティのWebアプリケーション、内部アプリケーション、Microsoft Exchangeサービスにセキュアに接続できるとともに、ローカルリソースに対してRDPおよびSSHセッションを作成することが可能になる。

 ウォッチガードのクラウドプラットフォームでは、100種類以上のダッシュボードやレポートが用意されており、トレンドや異常値についてハイレベルかつ深い知見を得られる。M4800/M5800アプライアンスにTotal Securityオプションを追加することで、1カ月のログとレポートが追加費用なしで利用できる。

 また、新Mシリーズアプライアンスはコア機能を自動化しており、ウォッチガードの自動化機能により、新規のアプライアンスをクラウドから設定し、脅威のブロック、シグネチャのアップデート、マルウェアの検知と除去、管理プロセスの合理化を実現する。