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アシストとNCD、システムの可視化で開発から運用・保守までをトータルに支援するソリューションを提供

ジーティーワンの「ChangeMiner」を活用

 株式会社アシストと日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社(以下、NCD)は28日、顧客企業のシステム企画・設計から運用・保守・教育までをトータルに支援する「システムライフサイクル最適化ソリューション」を、両社共同で推進すると発表した。システムの可視化・影響分析が可能なジーティーワン株式会社のソリューション「ChangeMiner」を活用する。

 ChangeMinerは、アプリケーションに対する構造・関連分析、フロー分析および履歴管理をサポートするシステム可視化・影響分析ソリューション。言語、フレームワーク、データベースなど多様なシステム情報を収集して分析し、プログラムやデータベース間の関連を可視化することが可能で、現状分析に加えて、変更による障害予防や影響分析を実現でき、企業システムにおける開発・保守の生産性向上が見込めるという。

 今回、アシストとNCDでは、ChangeMinerを中核とした開発支援を共同で推進することに合意。アシストの販売・製品サポート力と、NCDが持つシステム企画・開発から運用・保守・教育までの総合的な支援力にChangeMinerを組み合わせることで、新規システム構築や既存システム更改に関する案件発掘から、構築後の保守・運用、さらには次期開発・改修計画に至るまで、継続的な顧客企業の支援が可能になるとのこと。

 また顧客企業においても、開発・運用・保守担当者の負荷軽減・省力化だけでなく、複数社に分散して構築したシステムの容易な管理、システム可視化による属人化排除、高品質でのシステム維持管理など、システムにかかわるあらゆる工程で多くのメリットを享受できるとアピールしている。

 両社では、それぞれの顧客企業に向けてソリューションを展開する考えで、共同の目標として、2021年末までに6社へのChangeMiner導入・支援を目指すとした。