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日本情報通信、交通費など諸経費を自動精算できる「NI+CマネージドSmartGo Staple」を提供

 日本情報通信株式会社(以下、NI+C)は21日、モバイルSuicaや法人用プリペイドカードと連動する経費精算アプリにより、交通費をはじめとする諸経費を自動精算できるソリューション「NI+CマネージドSmartGo Staple」の販売を開始した。

 NI+CマネージドSmartGo Stapleは、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)が提供する「SmartGo Staple」に、24時間365日のヘルプデスクによるサポートを備えたサービス。従業員による交通費経費の支払いをキャッシュレス化し、煩雑な経費の精算業務を自動化する。

 モバイルSuicaで支払った交通費や、専用の法人用プリペイドカードで支払った経費は、サービスの経費精算アプリに自動で取り込まれる。従業員は取り込まれた経費データを管理者に送信し、管理者は簡単なチェックを行うだけで、経理システムに経費データを送ることができる。

 モバイルSuicaにより移動の履歴と運賃を自動で取り込むことが可能で、交通費以外の経費については、専用の法人用プリペイドカードで支払うことで、日付と金額を自動で取り込む。領収書が必要な場合も、経費精算アプリで撮影するだけで添付ができる。さらに、立て替え払いがなくなることで、経理担当における振込の手間や振込手数料も削減できるほか、申請漏れや申請ミス、不正利用の防止にもなり、さまざまな効果が期待できるとしている。

 専用の法人用プリペイドカードは、与信が不要であるためクレジットカードより導入が容易で、管理者は必要な分だけ各カードに金額をリアルタイムでチャージできる。また、カードの紛失時には、管理者がカードを即時ロックする機能を備える。

 サポートについても、ヘルプデスクによりモバイル端末紛失時の対応を24時間365日で実施。安心して社内導入ができる。

 NI+CマネージドSmartGo Stapleの料金(税別)は、初期費用が無料、月額料金が1IDあたり1200円。最低契約数は30ID。最低利用期間は1年間。また、法人用プリペイドカードによる経費精算には対応しない「NI+CマネージドSmartGo」も提供する。料金は初期費用が無料、月額料金が1IDあたり980円。