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経営基盤ソリューション「SuperStream-NX」、Oracle Cloud Infrastructureに正式対応

Oracle Autonomous Databaseへの対応も予定

 キヤノンMJグループのスーパーストリーム株式会社は11日、会計・人事給与分野に特化した経営基盤ソリューション「SuperStream-NX」が、日本オラクルのクラウドサービスであるOracle Cloud Infrastructure(OCI)に正式対応したと発表した。

 スーパーストリームでは1995年より、会計・人事給与システム「SuperStreamシリーズ」を提供してきたが、その中で日本オラクルのデータベースやアプリケーションサーバーを採用するなど、日本オラクルとは技術的に深い基盤協業を進めてきたという。

 今回はそうした協業の中で、OCIの高機能、高可用性に注目し、両社で技術検証を実施。最新の経営基盤ソリューションであるSuperStream-NXが、OCIに正式対応した。検証の過程で蓄積されたノウハウはドキュメント化されており、OCIの利用を希望する企業に活用してもらえるよう、SuperStream-NXパートナー経由で提供される。

 あわせて、スーパーストリームが自社で提供しているクラウドサービス「SuperStream-NX Cloud」についても、クラウド基盤としてOCIを正式に採用した。SuperStream-NX Cloudの大手企業グループのユーザーをはじめ、多くのユーザーにおいて、OCI上で会計・人事給与システムが利用されているとのことだ。

 なお今後は、自律型データベースであるOracle Autonomous Databaseの活用を視野に検証を進め、データベースのオートスケールやインメモリサーバーの利用による高速化など、より高度なサービスの提供を目指すとした。2021年度中には、SuperStream-NX CloudでOracle Autonomous Databaseのサービス提供を開始する予定だ。

スーパーストリームは、今後も「日本の会計・人事を変える。もっとやさしく、もっと便利に」を合言葉に、製品の機能拡充とサービスの向上を図ります。企業のバックオフィスを支える経営基盤ソリューションとして、パートナーとともにクラウド市場へも積極的に展開し、2021年末までに導入企業1万社を目指します。