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事前バックアップからの自動復旧でランサムウェアに対抗、トレンドマイクロがセキュリティ製品に新機能を搭載

 トレンドマイクロ株式会社は16日、エンドポイント向けクラウド型セキュリティサービス「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス」、および企業向け総合セキュリティソフト「ウイルスバスター コーポレートエディション」において、ランサムウェア対策機能を強化すると発表した。暗号化されたファイルを自動的に復旧する機能を搭載する。

 今回新たに提供するのは、事前にファイルをバックアップしておくことで、ランサムウェアによってファイルを暗号化されてしまっても、バックアップから自動的にファイルを復旧する機能。これにより、従来のパターンマッチングおよび挙動監視によってランサムウェアを検知できなかった場合でも、ファイルが暗号化されてしまうことに対しての対応が可能になるという。

 バックアップファイルは、アクセス制限がかかったフォルダに保存することにより、ランサムウェアによる暗号化を防ぐ仕組み。また、バックアップファイルを自動的に復旧することにより、ユーザーの手動による復旧の手間を省けるとした。

 ビジネスセキュリティサービスには6月18日に搭載される予定で、コーポレートエディションは7月上旬の対応を予定している。

 さらに今回、ビジネスセキュリティサービスやコーポレートエディション、Trend Micro Deep Securityをはじめとする企業向けの各製品において、2016年5月より順次、ランサムウェアの検出状況を管理画面において可視化する機能を新たに搭載した。これにより、ランサムウェアに対して効果的な対策を行うことを支援するとのこと。

管理画面のイメージ(ビジネスセキュリティサービス)