ニュース

LPI-Japan、「Linux技術者認定 LinuC」のオンライン試験を開始

 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(以下、LPI-Japan)は9日、Linux技術者認定試験「LinuC(リナック)Version 10.0」日本語版のオンライン試験を開始すると発表した。

 オンライン試験は、ピアソンVUEより配信する。日本語で会話ができる試験監督員(プロクター)による遠隔監視で実施され、テストセンターでの受験に加え、自宅や職場の会議室等からも安心して受験することを可能とすることで、受験者の利便性を向上する。

 オンライン試験による受験は、受験予約時に「自宅または職場」オプションを選ぶだけで手続きを進められる。オンライン試験の受験には、静かで一人になれる環境、要件を満たすPC、ウェブカメラ、安定したインターネット環境、個人の証明書などが必要となる。

 試験当日は、予約していた時間の30分前からチェックインが可能。日本語による遠隔監視により受験の受付を行い、試験監督員により試験の信頼性を担保しながら受験でき、すべて日本語での対応となる。

 9日からオンラインで受験可能となる試験は、物理/仮想環境のLinuxサーバーの構築・運用に関する「LinuCレベル1 Version 10.0」の101試験および102試験、仮想マシン・コンテナを含むLinuxシステム、ネットワークの設計・構築に関する「LinuCレベル2 Version 10.0」の201試験および202試験。

 また、LinuCレベル3、OSS-DB技術者認定試験、HTML5プロフェッショナル認定試験なども、2020年11月下旬から順次オンライン試験に対応していくとしている。