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Extreme、無線侵入防止システム「Extreme AirDefense」にBluetooth/BLEの検知機能を追加

 米Extreme Networks(以下、Extreme)は2日、無線侵入防止システム「Extreme AirDefense」に、BluetoothおよびBluetooth Low Energy(BLE)の検知機能を組み込んだと発表した。

 AirDefenseは、Wi-Fiアクセスポイントをセンサーとして利用し、無線LANへの侵入防止機能を提供するシステム。今回、BluetoothおよびBLEの検知機能をAirDefenseに追加することで、ネットワーク管理者は、自動検出、識別、分類、通知、および軽減機能を使用して、BluetoothおよびBLEデバイスへの増大する脅威に対処できるとしている。

 BluetoothおよびBLE検出機能により、AirDefenseはオンデマンドBluetooth/BLEデバイスのロケーション対応や、BLEデバイスのロケーション変更検知、Rogue BLE Beacon検知、未認可BLEデバイスの検出、複数のアラームとウィジェットなどセキュリティの可視性を提供。これにより、認可されたBLEデバイスのみがエンタープライズネットワーク内で動作することを保証する。

 また、ExtremeではAirDefenseシステムを、クラウド型のネットワーク統合管理プラットフォーム「ExtremeCloud IQ Pilot」のサブスクリプション登録者に不可欠なセキュリティアプリケーションとして、追加料金なしで利用できるようにすることを発表。これにより、あらゆる企業の無線ネットワークセキュリティ保護の取り組みをシンプルかつエフォートレスにするとしている。追加されるアプリケーションのAirDefense Essentialsは、クラウドマネージドワイヤレスセキュリティを可能にすることに加え、40種類以上の脅威検出ベクトルが可視化できるようになる。実装は間もなくの予定。