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エクストリームのネットワーク統合管理基盤「ExtremeCloud IQ」、管理対象の計測データにアクセスできる期間を無制限に

 エクストリームネットワークス株式会社(以下、エクストリーム)は5日、クラウド型のネットワーク統合管理プラットフォーム「ExtremeCloud IQ」において、7月1日から、管理対象の計測データにアクセスできる期間を無制限にすると発表した。米Extreme Networksが5月26日に発表した内容の日本での発表となる。

 ExtremeCloud IQの有償ライセンスであるExtremeCloud IQ Pilotの契約者は、サブスクリプションの有効期間であれば、7月1日以前のデータも含めて無制限にアクセス可能になるという。エクストリームでは、競合企業ではデータ保持期間が30日なのが標準であり、無制限なのは同社が唯一としている。

 エクストリームネットワークスは6月5日にオンライン記者会見を開催した。米Extreme NetworksのNabil Bukhari氏(チーフ・プロダクト&エンジニアリング・オフィサー)は、データ保持期間が無制限になるメリットとして、オンライン教育において前年度の利用状況と比較するケースや、AI/機械学習で分析するためにできるだけ多くのデータを必要とするケースを挙げた。

 同時に、「#NewNormalイニシアチブ」を立ち上げたことも発表された。新型コロナウイルス以降で重要となったリモートワーキングやオンライン学習などをサポートするために、ExtremeCloud IQのプラットフォームから得た情報と業界のインサイトを提供するという。

米Extreme NetworksのNabil Bukhari氏(チーフ・プロダクト&エンジニアリング・オフィサー)
ExtremeCloud IQでデータにアクセスできる期間を無制限に
無償ライセンスのExtremeCloud IQ Connectと有償ライセンスのExtremeCloud IQ Pilot