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Extreme、エンタープライズ向けスイッチ/無線LANアクセスポイントを発表
2020年10月1日 12:36
米Extreme Networks(以下、Extreme)は1日、エンタープライズクラスのスイッチングおよび無線インフラストラクチャ向けユニバーサルプラットフォームとして、スイッチ製品「ExtremeSwitching 5520シリーズ」と、無線LANアクセスポイント「ExtremeWireless AP300C」「ExtremeWireless AP400Cシリーズ」を発表した。
Extremeでは、この新しいプラットフォームを利用する顧客は、エンドツーエンドのクラウドマネジメントプラットフォームであるExtremeCloud IQや、カスタマイズされたオンプレミスで展開できると説明。また、製品のハードウェア/ソフトウェアSKUは1つだけで、ハードウェアは複数のユースケースに適用できるため、利用と展開だけでなく購入と運用も簡素化されるとしている。
ExtremeSwitching 5520シリーズは、より優れた運用効率と機能を求める組織向けに設計された、ユニバーサルエッジとアグリゲーションスイッチのファミリー。24および48ポートの1ギガビットイーサネット(GbE)モデル、1/2.5/5GbEマルチレートモデル、24ポートの10GbEが含まれる。
また、ExtremeSwitching 5520シリーズではマルチワットPower over Ethernet(PoE)機能も提供し、無線APの有線バックエンドやデジタルサイネージ、カメラ、スマートライティングやPOS端末などのデバイスをサポートする。さらに、10Gおよび25Gモジュラーアップリンクをサポートし、さまざまなメディアを介して他のスイッチまたはデバイスに柔軟にリンクできる。
ExtremeWireless AP300CおよびExtremeWireless AP400Cシリーズは、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応するユニバーサルアクセスポイント。AP300Cシリーズは、2つの内蔵デュアルバンド無線を特徴とする新しいシステムオンチップ(SoC)ベースの屋内エンタープライズAPで、内部アンテナまたは外部アンテナを備えたモデルのオプションをラインアップ。2.4GHz帯と5GHz帯の両方で最大2.4GbpsのWi-Fi 6データレートを同時に提供する。
AP400Cシリーズは、5GHz帯で最大4.8Gbpe、2.4GHz帯で最大2.4GbpsのWi-Fi 6データレートを提供する。また、AP400C専用のデュアルバンドセンサーが不正なデバイスをフルタイムスキャンし、脆弱性や攻撃からネットワークを保護する。
Extreme 5520シリーズは2020年11月に、ExtremeWireless AP300およびExtremeWireless AP400シリーズは2021年1月に提供開始予定。