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テンダ、マニュアル自動作成ソフト「Dojo」とナビゲーションソフト「Dojo Sero」の新版

製品間連携によって簡単に操作ナビゲーションを作成可能に

 株式会社テンダは29日、マニュアル自動作成ソフトウェア「Dojo」の新版「Dojo ver.8.1」と、ナビゲーションソフトウェア「Dojo Sero」の新版「同 ver.2.0」を同時リリースしたと発表した。

 Dojoは、マニュアルを簡単な操作で自動作成できるソフトウェア。普段どおりのPC操作を行うと、画像取得や文言作成を自動で行い、マニュアルやeラーニングコンテンツを自動作成してくれるという。

 一方のDojo Seroは、実システム上に操作手順を直接表示させ、ユーザーごとの異なる習熟度に応じて、リアルタイムでシステム操作をサポートするナビゲーションソフトウェアである。

 今回のバーションアップでは、Dojo ver.8.1とDojo Sero ver.2.0間でのデータ連携が可能となり、Dojo Seroが持つキャプチャ連携機能が強化された。Dojoでは、画面操作を行うだけで自動的にマニュアルを作成できるが、この画面操作時のキャプチャをDojo Seroにインポートすることで、簡単に操作ナビゲーションを作成できるようになったという。

 また操作ナビゲーション作成により、マニュアル自体がナビゲーションとして情報システム画面に取り込まれ、エンドユーザーが迷うことなく直感的に操作を行えるようになる。

 このデータ連携機能によって、Dojoの2600社以上の採用企業は、これまでに作成したシナリオを Dojo Seroにインポートして利用可能となるため、今までのDojoの資産を無駄なく有効活用できるとのこと。

Dojoデータ連携画面

 このほかDojo Seroでは、ツールチップ機能により、Dojo Seroの画面上に、FAQや項目説明等の独自のヘルプを表示し共有できるようになった。これにより、ヘルプデスクへの問い合わせを低減する。

 さらに、操作ガイドの表示順制御機能によって、利用者による操作の頻度が高い順に、利用者の画面に次の操作の候補を表示できる。こうしてナビゲーション機能が強化され、操作ガイド上のコメント欄(吹き出し)内にハイパーリンクの記載やファイル添付が可能となることから、利便性が向上するとのことだ。、