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アイテック阪急阪神、専用線によるAWSとの接続サービス「i-TECクラウドコネクト」

 アイテック阪急阪神株式会社は7日、Amazon Web Services(AWS)専用接続サービス「i-TECクラウドコネクト」を提供開始すると発表した。アイテック阪急阪神では9月に、関西に本社を置くAWSパートナーとして初めて「AWS Direct Connect サービスデリバリープログラム」認定パートナー資格を獲得しており、これに伴ってサービスを開始するとのことだ。

 「i-TECクラウドコネクト」は、インターネット回線を使わずにAWSと専用線接続を行うことで、高速かつセキュアなAWSとの接続を実現するサービス。AWSと接続している拠点は東京・大阪に2カ所あり、東阪それぞれ独自のネットワーク網を構築しているため、利用企業の拠点にあわせた最適なルートを用意できるという。

 また、ネットワーク回線は異なるルートで冗長化され、ネットワーク機器の冗長化も行っていることから、トラブルに強いネットワークを提供できるとした。なおAWSとの接続は、利用企業の用途と予算にあわせて、フル冗長化構成とシングル構成を選択可能となっている。

 加えて「i-TECクラウドコネクト」のバックボーンは、アイテック阪急阪神がインターネットサービス事業者として構築した、複数拠点からなる大規模ネットワーク網を利用しているので、安価で高品質な専用接続サービスを提供できるとした。

 さらに、企業の拠点から「i-TECクラウドコネクト」に接続するためのアクセス回線についても、回線パートナーとの協業による一括提供が可能。新規クラウド構築、ハイブリッドクラウド/マルチクラウド環境の構築、クラウド移行など、クラウドに関する相談やサポートにも対応するとのこと。

 なお今後は、Microsoft Azure、Google Cloud Platform、Oracle CloudといったAWS以外のクラウドサービスにも対応する予定だ。