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ウイングアークの業務自動化コミュニケーションツール「DEJIREN」、Slackとの連携に対応

 ウイングアーク1st株式会社は6日、異なるシステムやクラウドサービスを連携・接続し、業務を自動化できるコミュニケーションツール「DEJIREN(デジレン)」が、ビジネスチャットツールのSlackと連携開始したと発表した。

 DEJIRENは、直感的なUIによる簡単な操作により、異なるシステムやサービスをノンプログラミングで接続・連携させ、やりとりされるデータを介してさまざまな業務の自動化を可能にするツール。企業の業務システムと外部のクラウドサービスを連携させ、蓄積・流通するデータを組み合わせることで、スケジュールの遅延、設備異常、在庫の不足などをボットに通知させる、といったアクションの実行が可能となる。

 今回のSlack連携では、自社サービスのBI製品「MotionBoard」やドキュメント管理ソリューション「SPA」、Box、Zoomなどの各種クラウドサービス、オンプレミス環境のシステムへ直接アクセスしなくても、Slackのインターフェイスを介してインタラクティブかつ自由に情報を得られるようになるとのこと。

 例えば、BIツールの画面にアクセスすることなく、経営に関する情報をSlack上のチャンネルへDEJIRENから毎朝定時に配信したり、経営者が情報を知りたいときに、DEJIRENのBotを経由してSlackのチャット画面上でリアルタイムの最新情報を呼び出したり、といったことが可能になる。

 また、契約情報や売上情報などをSlackアプリに入力するだけで、DEJIRENのBotを経由し、Slackのチャット画面上で必要な情報を取得する、といったこともできるとした。