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A10、ALSI、OPSWATの3社、暗号化通信に対応した自治体向けセキュリティソリューションを提供

暗号化通信でもファイル無害化などが可能に

 A10ネットワークス株式会社(以下、A10)、アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)、OPSWAT JAPAN株式会社(以下、OPSWAT)の3社は21日、暗号化通信に対応し、ファイル無害化などを可能にするセキュリティソリューションを、自治体向けに共同提供すると発表した。

 このソリューションは、A10のセキュリティプラットフォーム「A10 Thunder CFW」、ALSIのWebフィルタリングソフトウェア「InterSafe WebFilter」、およびOPSWATのファイル無害化/ウイルス対策ソフトウェア「MetaDefender Core」を連携させたもの。

 「A10 Thunder CFW」は暗号化通信の復号・再暗号化に最適化された独自のアーキテクチャにより、通信速度に影響を与えることなく暗号化通信を可視化できる製品で、この製品とInterSafe WebFilter、MetaDefender Coreを連携させることにより、暗号化通信を経由する不正サイトへのアクセス防止とファイルの無害化、脅威の検出を実現する。

 具体的には、A10 Thunder CFWのSSLインサイト機能がSSL/TLS通信を平文へ復号。InterSafe WebFilterが、平文化されたHTTPS/リクエストにURLカテゴリフィルタを適用するとともに、MetaDefender Coreが、平文化されたダウンロード通信にファイル無害化(Deep CDR)およびウイルススキャンを適用する。最後に、A10 Thunder CFWによってSSL/TLS通信へと再暗号化する、といった流れだ。

 3社では、こうした仕組みにより、既存のセキュリティソリューションはそのままに連携ソリューションを導入でき、インターネットやLGWAN経由で入手したファイルのマクロ除去やハイパーリンクをリンク先の情報に自動で置き換えるなど、自治体の無害化要件に準拠するための柔軟な運用方法を取れるとアピールしている。

 なお連携ソリューションに関しては、「自治体情報システム強靭性向上モデル」に準拠する形で技術検証を完了したとのことで、自治体や官公庁を含む、高いセキュリティ要件が求められる組織や企業向けに、8月21日より提供を開始。あわせて、共催セミナーなどの取り組みを通じ、全国の自治体への訴求を行っていくとした。まずは9月1日に、本連携ソリューションの求められる背景と特徴を紹介する共催オンラインセミナーを実施する。