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DNP、マーケティングクラウドのデータレイク機能にDenodoのデータ仮想化サービスを導入
2020年7月16日 15:48
大日本印刷株式会社(以下、DNP)は16日、米Denodo(デノド) Technologies(以下、Denodo)と提携したと発表した。これに伴いDNPは、企業内のさまざまなデータを利用者自身が統合管理して活用できるDNPのプラットフォームサービス「DNPマーケティングクラウド」において、Denodoのデータ仮想化サービス「Denodo Platform」を本格的に導入したという。
Denodoでは、社内に存在するさまざまなデータを結びつけ、データ仮想化技術によって仮想的なデータベースを構築するDenodo Platformを提供している。今回DNPでは、SaaSとして提供している「DNPマーケティングクラウド」のうち、データを蓄積する「データレイク機能」にDenodo Platformを導入し、企業のデータ活用を支援するとのこと。
特にマーケティング分野では、ネットサービスなどのオンラインと店頭などのオフライン、双方の企業活動で得た各種データを即時に統合し、より複雑化している生活者の購買行動を可視化して、迅速に各種施策を実行することが求められているという。DNPでは、今回のDenodo Platformの導入によって、オンラインとオフラインのデータの統合と活用をよりスムーズに実行可能になるため、企業のマーケティング活動を支援できるとアピールしている。
またDNPでは、Denodo Platformのセールスパートナーとして、同サービス単体での販売も開始する。