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アシスト、DNPのデータ活用プラットフォームサービス「DNPマーケティングクラウド」を販売

 株式会社アシストは、大日本印刷株式会社(以下、DNP)のデータ活用プラットフォームサービス「DNPマーケティングクラウド」を提供開始すると発表した。

 「DNPマーケティングクラウド」は、企業が持つさまざまなデータを利用者自らが統合管理し、活用できるようにするクラウドサービス。業種業態を問わず、顧客の目的に応じてさまざまなデータ活用やマーケティング施策を実現できるという。

 また、同サービスでは、「ためる」「強化する」「活用する」の3つの領域で、企業がデータを活用するために必要なメニューを取りそろえており、企業での利用規模やデータ活用状況に応じて柔軟に選択できる。

 例えば、「ためる」領域では、さまざまなデータを簡単にカタログ化できる「データカタログ」を、「強化する」領域では、データ利用者が自ら必要なデータを素早く整備して取り出せる「データプレパレーション」を、「活用する」領域では、データの可視化・探索で気づきを得る「ビジネスインテリジェンスサービス」などを、それぞれ提供する。

 サービスはクラウド型で提供されるため、データ活用を迅速に開始できるほか、データを必要とする部門の担当者が自ら利用可能な点がメリット。アシストではさらに、データ統合や分析プロジェクトなどを素早く進めるための手段としても利用できると説明している。

 価格は構成によってさまざまだが、インテグレーションプランの場合で月額70万円(税別)から。別途、初期構築費用がかかる。

 なおアシストは、DNPが「DNPマーケティングクラウド」を提供開始した2019年から、自社取り扱い製品のOEM提供で協力してきたが、導入後、数多くの企業が実際に成果を上げていることから、自社の顧客企業にも有効だと判断。さまざまな業種・業態の企業向けに積極的に展開するとのこと。

 また、マーケティング活動の第1弾として、12月20日にオンラインセミナーを開催する。参加費は無料(事前登録制)。