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アライドテレシス、無線LANアクセスポイントへの接続設定を二次元バーコードとして発行可能に

フリーWi-Fiの案内表示などとして活用可能

 アライドテレシス株式会社は7日、無線LANアクセスポイント製品のファームウェア新版「Ver. 6.0.1-2.1」を提供すると発表した。同社Webサイトからのダウンロードサービスを、同日より開始している。

 今回の新ファームウェアでは、アクセスポイントの簡単設定画面において、スマートフォンやタブレットPCのカメラ機能で読み取り可能な、二次元バーコードを発行する機能を搭載した。無線LAN接続設定を二次元バーコードとしてプリントアウトし、掲示しておくと、スマートフォンなどのバーコードリーダーで読み取って簡単に接続を行えるため、フリーWi-Fiの案内表示などとして活用可能という。

設定画面から簡単に二次元バーコードを発行できる

 バージョンアップ対象のアクセスポイントは、以下の通り。

・AT-TQ5403
・AT-TQm5403
・AT-TQ5403e
・AT-TQ1402
・AT-TQm1402

 また、AT-TQ1402、AT-TQm1402といった一部製品については、二次元バーコード付きの製品を今後出荷する予定で、製品に張り付けられた二次元バーコードを読み取ってアクセスポイントの設定画面を表示し、無線LANのセットアップを簡単に実施できるようにする。有線・無線の接続設定、セキュリティの設定も一括で行えるので、無線LANの設定が初めてのユーザーや、専門知識がないユーザーでも簡単に設定・変更を行えるよう支援するとのことだ。

 なおアライドテレシスでは、社内でセキュリティ強化のために定期的に設定を変更したいといった場合や、病院や商業施設などでパスワードを定期的に変更してフリーWi-Fiを提供したいといった場合にも有効としている。