ニュース

HCNET、IT資産の脆弱性情報収集サービス「VI-Engine」のベータ版を提供

 エイチ・シー・ネットワークス株式会社(HCNET)は16日、IT資産の脆弱性情報収集を支援するサービス「VI-Engine(ブイアイ エンジン)」のベータ版を開始したと発表した。価格は年額84万円(税別)。

 「VI-Engine」ベータサービスは、グローバルで発見される脆弱性情報を複数の情報源から自動収集し、データベースを作成・公開するサービス。ユーザーはWebブラウザからVI-Engineにアクセスし、そのデータベースを閲覧できるという。

 具体的には、複数のサイトで公開されている脆弱性情報をリアルタイムで収集し、脆弱性に対するパッチ情報の有無を表示してくれる。また、エクスプロイトが有効なものや、SNSで多く情報発信されている脆弱性をカウントして、カウントの高いものから順にランキング表示するとのこと。

 さらに2020年6月リリース予定の正式版では、βサービスの機能に加え、ユーザーが管理しているIT資産の情報をアップロードすることで、個々のIT資産ごとに存在するセキュリティリスク情報のレポーティングが可能になる予定。表示したレポート結果はCSV/PDF形式でダウンロード提供される予定だ。