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TIS、国際会計基準適用企業の決算書を日本会計基準に変換して購入できるサービス

 TIS株式会社は24日、国際会計基準適用企業の決算書を日本会計基準に変換して購入できる「決算書日本会計基準化サービス」の提供を開始した。金融機関、投資会社、リース会社、商社といった、日本会計基準での企業評価が業務に不可欠である企業向けに提供する。

 決算書日本会計基準化サービスは、国際会計基準を適用して公開されている企業の決算書を、日本会計基準に変換した形で購入できるクラウドサービス。変換された決算書は、TISの与信管理ソリューション「SCORE LINK」をはじめとした決算書取り込みソフトウェアで取り込みできる。

 サービスを活用することで、1社あたり約2時間以上かかっていた日本会計基準への変換作業時間が最短1分程度まで削減でき、属人的な会計的解釈に依存しない変換が可能になる。決算書の注記から読み取った科目の内訳と変換に使用しているマニュアルを提供するため、変換の会計的解釈を確認できる。また、Excel形式で提供するため、会計的解釈が異なる場合は編集ができる。

 決算書日本会計基準化サービスの価格は、1社1期ダウンロードにつき1万円(税別)。2019年度決算書を提供開始年度として、2019年度時点で国際会計基準適用済みの企業全205社分を提供するとのこと。