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システムインテグレータ、プロジェクト管理ツール「SI Object Browser PM」と「勘定奉行クラウド」を連携させるAPIオプション

 株式会社システムインテグレータは15日、自社の統合型プロジェクト管理ツール「SI Object Browser PM」と株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)のクラウド型会計システム「勘定奉行クラウド」を連携させる、「奉行API連携オプション」を提供すると発表した。7月1日より販売を開始する。

 「SI Object Browser PM」は、プロジェクトの原価・採算、進捗、要員、品質の情報を統合管理できるプロジェクト管理ツール。このツールひとつでさまざまな項目を管理できるものの、プロジェクトの収支は最終的に会計システムで管理する必要があったため、今回は同ツールとも連携実績の多い「勘定奉行クラウド」との連携オプションを開発したという。

 今回提供する「奉行API連携オプション」と、OBCが提供する「奉行APIコネクトサービス」とをWeb APIで連携することにより、月次振替仕訳の自動連携が可能になる。これにより、経理部門の集計時間の削減と原価管理の精度向上、さらに締め処理にかかる作業日数の削減が期待できるとした。

 また今回は同時に、2020年7月~12月の半年間に契約した企業に対し、「奉行API連携オプション」の利用料を1年間無償にするキャンペーンも実施する。

 さらに今後は、OBC販売・在庫管理システムの「商奉行 クラウド」「蔵奉行 クラウド」などの発売も計画しているとのことだ。