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スカイコム、PDF帳票自動生成システムの新版「SkyPDF Generate Server 8」を提供

 株式会社スカイコムは8日、PDF帳票自動生成システム「SkyPDF Generate Server」の新版「同 8」をリリースしました。新版では、Windows Server 2019に対応したほか、セキュリティの強化、不具合の修正を実施しているという。また、PDF技術を利用できるWeb API「SkyPDF WebAPI」のマイナーバージョンアップも同時に行われている。

 SkyPDF Generate Serverは、アプリケーションに入力したデータや、既存システムが持つデータをXML(拡張XFDF)に変換し、テンプレートPDFの指定した個所に埋め込んで、PDF帳票を作成するシステム。サーバー(SkyForm Server)によって、拡張XFDFからPDFの構成情報を取得し、必要に応じて複数のテンプレートPDFを結合したうえで、そのPDF内のフィールド名と拡張XFDF内のフィールド名をマッチングさせ、PDFに値を埋め込んで、利用者に返却することができる。

 今回の新版では、最新のサーバー向けWindows OSであるWindows Server 2019(Standard以上)に対応。また、セキュリティの強化や不具合の修正が行われた。

 一方のSkyPDF WebAPIは、RESTインターフェイスを用いてPDFの編集や変換技術を利用できるWeb API。WebシステムやWebアプリケーションからのPDFドキュメントコントロールが容易に実現でき、短期間・低コストでのシステム構築、アプリケーション開発が可能になるという。

 今回の強化では、SkyPDF Generate Serverとの連携時、拡張XFDF情報をPOSTしてSkyPDF Generate ServerのPDF帳票生成サービス(SOAP)を呼び出し、テンプレートPDF内のフィールド名と拡張XFDF内のフィールド名をマッチングさせて生成したPDF帳票を、リソースとして利用できるようにした。SkyPDF Generate Serverは7.0.2以降に対応する。