スカイコム、自社のPDF技術をLinux環境に組み込めるSDKを提供

　株式会社スカイコムは14日、Linux環境でシステムやアプリケーションにPDF機能を組み込めるSDK「SkyPDF Tools SDK IV for Linux」と、PDF技術を柔軟に利用できるLinux環境向けのWeb API群「SkyPDF WebAPI for Linux」を、それぞれ提供開始すると発表した。

　SkyPDF Tools SDK IV for Linuxは、Linux環境で構築したシステムやアプリケーションに、スカイコムが長年にわたって開発・提供してきたPDF技術（PDFファイルの表示・編集・印刷等の機能）を取り入れられるようにするSDK（ソフトウェア開発キット）製品。国際標準規格ISO32000-2に準拠したPDFの作成をLinux環境において行えるようになるほか、開発の効率化や期間短縮を実現するという。

　一方のSkyPDF WebAPI for Linuxは、スカイコムのPDF技術を柔軟に利用できるWeb APIで、RESTインターフェイスを利用してこれらの機能を提供する。これを利用すると、WebシステムやWebアプリケーションからPDFドキュメントコントロールを容易に行え、短期間・低コストでのシステム構築、アプリケーション開発が可能になるとした。

　価格は、両製品ともに個別見積もりとなる。