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キヤノンITSと日立、「Web Performerアジャイル開発支援サービス」を提供

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は1日、株式会社日立製作所(以下、日立)と連携し、企業の内製開発を支援するウェブアプリ超高速開発環境「Web Performer」と、日立製作所のアジャイル開発コンサルティングサービスを組み合わせた「Web Performerアジャイル開発支援サービス」を6月15日に提供開始すると発表した。

 サービスは、まずシステム企画フェーズとして、キヤノンITSと日立が共同で策定した「アジャイル開発アセスメント」を用いて、顧客とともに価値を創造するビジネステーマをヒアリングし、システムの最適な開発方法を提案する。続いてシステム構築フェーズとして、WebPerformer Cloudを核としたアジャイル開発環境とリソースをワンストップで提供する。

 ローコード開発の経験や技能に基づく技術支援と、認定スクラムマスターによるコーチングにより、アジャイル開発手法でのシステム構築支援からプロジェクトへの定着化をサポートする。これにより、利用者のニーズに柔軟に対応したシステムを素早くリリースし、「評価と改善」を繰り返すことができる組織、体制、ルールを整備でき、顧客のデジタルシフトを加速できるとしている。

 サービスは3つのメニューから構成され、1つ目の「Web Performerアジャイル開発プラットフォーム提供サービス」では、システム構築を迅速に開始するため開発に必要なソフトウェア、ツール(チケット管理ツール、構成管理ツール、コミュニケーション管理ツール など)を提供する。アジャイル開発終了後に、開発プラットフォームを自社に持ち帰って開発が継続できるなど、柔軟な活用ができる。

 2つ目の「アジャイル開発コーチングサービス」では、認定スクラムマスター資格保持者をはじめとするキヤノンITSと日立の技術者が、アジャイル開発の代表的な手法であるスクラムを用いたアジャイル開発の導入および定着を支援する。

 3つ目の「プロジェクトルーム提供サービス」では、キヤノンITSの各拠点に設置するプロジェクトルームと、日立のアジャイル開発コンサルティングサービスで提供される協創空間提供サービスで利用可能なプロジェクトルームを利用できる。プロジェクトルームに集合できない場合でも、サービスで提供するコミュニケーション管理ツールを活用することで、円滑なコミュニケーションが可能となる。

 サービスの価格は、Web Performerアジャイル開発プラットフォーム提供サービスとプロジェクトルーム提供サービスは個別見積もり。アジャイル開発コーチングサービスは100万円から。

 キヤノンITSでは、Web Performerに関連するサービスを継続的に拡充することでローコード開発プラットフォームの市場拡大を図り、2022年までに導入支援やシステム開発を含めて50億円の売上を目指す。