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キヤノンITS、ローコード開発「WebPerformer Cloud」のライセンス体系を刷新、開発/実行環境を個別に利用可能に

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は21日、ウェブアプリケーションの超高速開発(ローコード開発)および実行環境を提供するクラウドサービス「WebPerformer Cloud」について、ライセンス体系を刷新した。

 WebPerformer Cloudは、ローコード開発を実現する「Web Performer」による開発環境と実行環境を、Amazon Web Services(AWS)のクラウド基盤上に構築したサービス。

 従来は、WebPerformer Cloudの開発環境と実行環境はセットで提供し、開発環境への同時アクセス数は2人または5人としていたが、リニューアルにより開発環境のみ、または実行環境のみなど、各環境を個別に購入することが可能となった。さらに、開発環境への同時アクセス数についても、1人のみのメニューも提供する。

 これにより、システム開発フェーズでは開発環境を利用し、開発完了後のシステム運用フェーズでは実行環境利用のみに切り替えるなど、さまざまなニーズに合わせて柔軟に活用できると説明。また、今後リモート開発の着手を検討している顧客も、既にリモート開発が浸透している顧客も、各拠点のシステム開発者数に合わせてWebPerformer Cloudを利用でき、開発環境への同時アクセス数を1人から選択できため、スモールスタートの着手も可能になるとしている。

 サービスの価格(税別)は、WebPerformer Cloud開発環境は、同時アクセス可能な開発者数1人の場合が月額9万4000円、2人の場合が月額16万8000円、5人の場合が月額38万4000円。WebPerformer Cloud実行環境は、実行環境がシングル構成の場合は月額5万6000円、マルチ構成の場合は月額8万6000円。