「奉行11シリーズ」をクラウドで――、BIGLOBEが対応クラウドサーバーを提供

　ビッグローブ株式会社（BIGLOBE）は20日、株式会社オービックビジネスコンサルタント（以下、OBC）の中小企業向け業務ソフトウェア「奉行11シリーズ」に対応したクラウドサーバー「業務サーバパック for 奉行シリーズ SC5」を、同日より提供開始すると発表した。価格は月額1万3050円（税別）から。

　OBCの「奉行11シリーズ」は、財務会計や給与、販売管理など、さまざまなラインアップを提供している業務ソフトウェアパッケージ。今回発表された「業務サーバパック for 奉行シリーズ SC5」は、「奉行11シリーズ」に必要となるデータベース（SQL Server 2019）、OS（Windows Server 2019）などをあわせて提供するクラウドサーバーで、「奉行11シリーズ」の使い勝手を維持しながら、クラウドで業務システムを利用可能になるという。

　また、リモートデスクトップ接続を利用することで、離れた場所から複数ユーザーによる同時入力・同時参照を行えるので、中小企業におけるテレワーク（在宅勤務）対応を支援できるとのこと。

　「業務サーバパック for 奉行シリーズ SC5」のスペックは、1vCPU、2GBメモリ、100GB基本ディスク。Microsoft Windows Server 2019 Standard Editionに加えて、Microsoft Windows Server リモートデスクトップ接続（RDS）、Microsoft Office 2019 Standard（32ビット）、Microsoft SQL Server 2019 Standard Editionが各1ライセンス提供される。オプションにより、ライセンス追加も可能だ。

　価格は月額1万3050円（税別）で、別途「奉行11シリーズ」の製品購入が必要。なお、同シリーズのうち「奉行ｉ11シリーズ」と「奉行V ERP11シリーズ」に対応する。