「GitHub Desktop 2.5」をリリース、タグの作成・プッシュ機能を追加

　米GitHubは12日（米国時間）、デスクトップ用アプリケーションの最新版「GitHub Desktop 2.5」をリリースしたと発表した。5月6日（米国時間）にライブストリーミングで開催された年次イベント「GitHub Satellite」において、GitHub DesktopにGitタグを実装することが告知されていたが、今回、正式に対応している。

　タグとは、プロジェクト履歴の特定部分にマークを付けるための便利な参照機能。一般的には、コミットするリリースや大型マイルストーンを指定するために利用されているという。

　今回のGitHub Desktop 2.5では、従来はコマンドラインから実行しなければならなかったタグ付けの機能を実装。タグを直接作成したり、タグを閲覧したりすることが可能となった。

　GitHub.comにPushすると、GitHub Desktopで作成されたすべてのタグが自動的に反映されるほか、GitHub Desktopで作成され、まだPushされていないタグについて通知することもできるので、ほかのチームメンバーに対して、最新のタグの共有漏れを防げるとしている。