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ISID、米KnowBe4の統合型社員教育プラットフォームを販売

 株式会社電通国際情報サービス(ISID)は15日、米KnowBe4と国内販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴い、同社の統合型社員教育プラットフォーム「KnowBe4(ノウビフォー)」を同日より提供開始する。

 KnowBe4は、ビジネスメール詐欺、フィッシング詐欺、標的型攻撃メールなどの防御策として、社員のセキュリティ意識の向上に着目した教育プラットフォーム。セキュリティ意識向上トレーニング、フィッシングシミュレーション、分析のプロセスをクラウド上で一元管理し、教育に係る負荷を低減するという。

 具体的には、実際の攻撃をベースとした4800種類以上のテンプレートから、社員向けに標的型攻撃メールなどの模擬攻撃を行い、その結果を基に、個人や部署ごとのセキュリティレベルをスコア化。社員のレベルに合わせた教育メニューを、多言語に対応した約1100種類以上の教育コンテンツから選択し、受講させることが可能とした。

 なお教育コンテンツは動画を中心としており、受講者のモチベーションを高める工夫が施されているとのこと。

 ISIDではKnowBe4の提供を通じ、顧客企業におけるセキュリティ意識の向上やサイバー攻撃リスクの低減に貢献するとしている。