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キヤノンITSの西東京データセンター、LGWANの「ASPサービス提供者」に登録

クラウドサービス「SOLTAGE」はクラウドセキュリティの国際規格を取得

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は17日、同社が運営する西東京データセンターにおいて、地方公共団体情報システム機構(以下J-LIS)の総合行政ネットワーク(以下、LGWAN)ASPサービス提供者(ファシリティサービス)に登録されたと発表した。

 LGWANは、地方公共団体の組織内ネットワーク(庁内LAN)を相互に接続し、地方公共団体間のコミュニケーションの円滑化、情報の共有による情報の高度利用を図ることを目的とした行政専用のネットワーク。

 LGWANの利用は2001年度の運用開始以降、年々増加しており、キヤノンITSではこうした状況に対応するため、J-LISの「LGWAN-ASPサービス提供者」として申請し、登録されたとしている。

 キヤノンITSでは、登録対象の西東京データセンターは、自然災害の影響を受けにくい立地とともに、「ティア4準拠の高性能ファシリティ」や、「世界基準の運営品質を証明するM&O認証取得」「充実したSEサービス」が評価されていると説明。西東京データセンターをはじめ、グループ企業が保有するさまざまなサービスの提供を通じて、地方公共団体、公益法人、民間企業など様々なお客さまのデジタルビジネスの推進により一層貢献していくとしている。

 また、キヤノンITSでは18日、西東京データセンターを活用して提供するクラウドサービス「SOLTAGE」が、クラウドセキュリティの国際規格である「ISO/IEC 27017」を取得したと発表した。

 キヤノンITSは、2015年にSOLTAGEのサービスを開始以来、継続的に情報セキュリティ対策に努めており、その取り組みの一環として、クラウドサービスを提供/利用している組織を対象とした情報セキュリティ管理策の国際規格となるISO/IEC 27017を取得し、適切な情報セキュリティ管理が実施されていることが認証機関から認められたとしている。

西東京データセンター