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クオリティソフト、Windows 10アップデート支援機能を搭載したSaaS型IT資産管理ツール「ISM CloudOne 6.7i」

 クオリティソフト株式会社は10日、クラウド型IT資産管理ツール「ISM CloudOne」において、Windows 10アップデート支援機能を盛り込んだ新版「同 Ver.6.7i」を販売開始すると発表した。

 ISM CloudOneは、SaaS型で提供されているIT資産管理ソフトウェア。脆弱性診断やURLフィルタリング、禁止ソフトウェア起動制御といったセキュリティ機能から、PCに導入されているハードウェア/ソフトウェア管理、ライセンス管理、ファイル/ソフトウェア配布といったIT資産管理機能、スマートデバイス管理機能まで、さまざまな機能を統合して提供している。

 今回の新版では、Windows 10のアップデート支援機能を新たに搭載した。これは、ISM CloudOne上でWindows 10の品質更新プログラム(Quality Updates)や機能更新プログラム(Feature Update)を自動的に分散配布できる機能で、運用負荷とネットワーク負荷の軽減を実現するという。

 具体的には、Windows Updateの有無を毎日チェックし、更新がある場合には更新プログラムを適用するためのパッケージの生成・更新を自動で実施して、管理端末への配布を行える。

 また、更新プログラムを適用するPCを最大で4つのユニットに分けることが可能。IT管理部門など少数の検証ユニットで確認した後、営業部などの指定ユニット、組織の大部分、慎重な適用が求められる特定PCのユニット、といったように段階的に適用範囲を広げていけるため、更新プログラム適用でのトラブル発生を最小限に抑えられ、安全な更新プログラム適用を支援するとしている。

 なお、ダッシュボード上ではユニットごとの適用状態が可視化されるため、各PCの詳細や適用に失敗した端末のエラー内容などを確認できる。

ダッシュボード画面イメージ