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クオリティソフト、導入工数を大幅に削減したセキュリティ管理ソフト「ISM CloudOne Ver.6」

 クオリティソフト株式会社は1日、セキュリティ管理ソフトウェアの新版「ISM CloudOne Ver.6」を提供すると発表した。コンセプトは「トランスペアレントな安全」(ユーザーに意識させないセキュリティ)という。

 ISM CloudOneは、PCやスマートデバイスに加え、仮想化環境やプリンタなども同一コンソールで一元管理できるマルチデバイス向けのセキュリティ管理ツール。クオリティソフトのノウハウを生かし、企業に必要なセキュリティのしきい値を「おすすめ設定」として提供するため、導入工数がこれまでの1/10程度に軽減されるという。また導入後は、保護対象の端末状態やアラートが1つのコンソールに統合され、対策が必要な個所を洗い出しているため、管理漏れ、対策漏れを防げるとした。

 さらに、新たなセキュリティ脅威が現れた際にも、専門ツールと簡単に連携できるAPIを搭載しているため、将来にわたってシンプルな管理が可能としている。

 このほか、社内のセキュリティはもちろん、外出時や客先常駐時などの社外であっても、インターネット回線を通じてマルチデバイスで同様のセキュリティを提供可能。さらに、自動脆弱診断機能やふるまい検知機能などによる「エンドポイント多層防御」を実現しているとのこと。

 なお今回はユーザーインターフェイスの刷新により、操作性も大幅に向上した。直感的なオペレーションが可能なため、管理者・運用者の負荷を軽減する。また、処理速度を落とさず、ユーザーやデバイスに負担のかからない暗号化技術や、管理者の負担なくセキュリティレベルを把握できるダッシュボードなども搭載している。