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クオリティソフト、自治体のLGWAN環境向けエンドポイント管理サービス「ISM CloudOne LGWAN-ASP」を提供

 クオリティソフト株式会社は、エンドポイント管理製品「ISM CloudOne」をLGWAN環境でも利用できる「ISM CloudOne LGWAN-ASP」を、7月4日に提供開始すると発表した。地方公共団体情報システム機構のLGWAN-ASP資格審査を通過しているため、地方公共団体のLGWAN系へサービス提供できるようになっているとのことだ。

 ISM CloudOne LGWAN-ASPは、地方自治体のLGWAN系に配備されたエンドポイントPCなどを対象に、統合的な管理を行えるサービス。IT資産管理ツールとして求められるPCのセキュリティ管理やセキュリティ診断機能、リモートコントロール・配布機能をはじめ、USBメモリ等の外部デバイス制御、PC操作ログの取得と長期保管など、一般企業や自治体のインターネット系で利用されているISM CloudOneと同一の機能を、LGWAN環境でも利用できるという。

 提供機能のうち、自動セキュリティ診断では、OSの更新プログラムの適用状態診断だけでなく、ソフトウェアのバージョン診断にも対応しているので、庁内で利用中のWSUSを基準にしたパッチ類の適用診断も可能。また外部デバイス制御では、USBメモリだけでなく、SDカードや外付けHDD、CD/DVDの制御も管理できる。

 なお、PC台数にかかわらず最大7年間分をクラウドに収集した状態で保管でき、そのすべてのログを対象に検索を行える点も特徴。クオリティソフトでは、この製品を利用することで、ハードウェア、ソフトウェアに関するさまざまな情報を把握して適切な管理を行えるようになるので、管理コスト削減に加え、情報セキュリティ対策としても有効としている。