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デジタルアーツコンサルティング、“サイバー衛生”の実現を支援するセキュリティサービス

米Tenableのセキュリティ基盤「サイバーエクスポージャー」を活用

 デジタルアーツコンサルティング株式会社は5日、米Tenableと販売代理店契約を締結し、同社のセキュリティプラットフォーム「サイバーエクスポージャー」を活用した「サイバー衛生構築支援サービス」を提供開始すると発表した。

 外部からの攻撃による情報漏えいリスク、システム改ざん、サービス妨害などを排除するための対策として、組織のIT環境やインターネット接続環境、PCなどの端末を健全な状態に保つ継続的なセキュリティ対策「サイバー衛生(Cyber Hygiene)」が注目を集めているという。

 一方でTenableでは、同社が保有する脆弱性管理評価技術をベースに、このサイバー衛生対策を包括的に実現するだけでなく、ネットワーク接続管理下の「IT資産棚卸・管理」「脆弱性診断」「脅威分析」「自社資産の優先度付け」を行うことで、業界標準と自社リスク値の比較や、企業内で最もリスクが高いものを可視化できるようにするプラットフォームの「サイバーエクスポージャー」を提供している。

 しかし、こうしたプラットフォームの運用には、サイバーセキュリティに対する高い知見を有し、またその企業のビジネスの実態に即した業務整理・改善提案が可能な人材を確保する必要があるとのこと。

 そこで、デジタルアーツコンサルティングでは、同社が行ってきたサイバーセキュリティ分野のコンサルティング経験と知見を生かし、「サイバーエクスポージャー」を活用して、企業がサイバー衛生を実現できるように支援する「サイバー衛生構築支援サービス」を提供するという。

 具体的には、企業の現状を可視化するとともに、サイバーエクスポージャーを通じたリスク分析を行って、企業が行うべきセキュリティ対策の整理や解決策の提案(仮説の構築)などを実施する「リスクアセスメントサービス」、コンサルタントが、業務改善コンサルティングの経験とサイバーセキュリティの知見を生かし、「セキュリティ・バイ・デザイン」に基づいたセキュリティソリューションの導入を支援する「サイバー衛生構築サービス」を用意した。

 さらに、リスクアセスメントサービスで整理した仮説に対する検証支援を行うとともに、導入・運用設計から、構築、保守、運用代行までを提供する「セキュリティソリューション導入サービス」も提供するとのこと。