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ネットワールド、米Tenableのサイバーリスク管理製品「Tenable.io」「SecurityCenter」を国内販売

 株式会社ネットワールドは29日、米Tenableと国内初のディストリビューター契約を締結し、企業の資産を可視化してリスク管理するエンタープライズプラットフォーム製品「Tenable.io」および「SecurityCenter」の国内販売を開始した。

 Tenable.ioは、デジタルトランスフォーメーションやコネクテッドデバイスの増加などにより増大するセキュリティリスクに対して、そうした最新のアタックサーフェス(攻撃される可能性のある領域)へのサイバーリスクを管理・削減できる、サイバーエクスポージャー(リスク管理)プラットフォーム。クラウドサービスとして提供され、契約者は情報収集するスキャナーとしてソフトウェアで提供される「Nessus Network Monitor」「Nessus Agent」「Passive Vulnerability Scanner」を無償で利用できる。

 Tenable.ioにより、最新のアタックサーフェス全体にわたって、世界中の企業や組織のサイバーリスクを管理・測定することで、CEO、CFO、CISOなどの経営層が状況を容易に理解できるため、ビジネスや組織全体のリスク管理の実現につながるとしている。

 オンプレミス版として提供されるSecurityCenterは、組織をまたがって脆弱性データを統合・評価し、セキュリティの防御状況の正確な把握と対処・実行の優先順位付けを明確化するのに役立つ製品となる。

 Tenableの国内販売体制強化を受け、ネットワールドは「Tenable Assureパートナープログラム」における国内初のディストリビューターとなり、全国のネットワールドのパートナー網を活かして、同社製品の拡販に努めると説明。その第一弾として、9月に東京と大阪で開催する自社イベント「Networld .next 2018 DX(Deluxe)」において、Tenable.io製品を紹介する。