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Salesforce、Salesforce上での検索・分析・アクションを実行するAIエージェント「Agentforce Coworker」を発表

 株式会社セールスフォース・ジャパン(以下、Salesforce)は15日、Salesforce上での検索・分析・アクションを実行するAIエージェント「Agentforce Coworker」を発表した。

 Agentforce Coworkerは、Salesforceに直接組み込まれ、実際に業務が行われるあらゆる場所で動作する、自律型のAIチームメイトとなる。Agentforce Coworkerは自社のビジネスのコンテキスト(文脈)を把握し、人に代わってアクションを実行し、企業がすでに信頼している権限やポリシー、ガバナンスのコントロールの範囲内で動作する。また、数分で有効化して活用を始められる。

 Agentforce Coworkerの想定利用シーンとしては、例えば最重要顧客から「自社のケース履歴・アカウントデータ・利用状況を踏まえたカスタム更新提案を、今日中に出してほしい」といった依頼が入った場合、Salesforceのバーに「この顧客のサポート履歴・アカウントデータ・利用履歴を確認して。割引の約束がなかったどうかもチェックして、カスタム更新提案のドラフトを作って」と入力すると、Agentforce Coworkerがケースを読み込み、スレッドを確認し、分析エージェントを呼び込んで数値を算出し、完成したドラフトを提案する。

 さらにその後、Slack上で行う朝の進捗確認ミーティングに参加すると、そこにはAgentforce Coworkerが待機しており、パイプラインのサマリーが用意されている。昼休みにClaudeを開くと、そこにもAgentforce Coworkerがおり、同じ取引先情報を呼び出して、中断したところから正確に再開できる。

 Agentforce Coworkerは、導入初日から業務内容を理解しており、Data 360を原動力とすることで、最初のプロンプトから即座に、商談、売上予測、取引先、パイプライン、ケース、エンタイトルメント、サービス履歴、契約、およびエンタープライズコンテキストに接続される。特別なトレーニングや大規模なITプロジェクトは必要なく、前四半期に大型案件が停滞した理由や、今四半期に最もリスクの高い商談、売上予測のギャップが生じている箇所、解約の兆候を示している取引先、そしてトップ営業担当者の現在のパイプラインなどを把握している。

 ユーザーが「昨日落ちた案件は?」と入力すると、Agentforce Coworkerは単調なリストを返す代わりに、Tableauの分析エージェントを呼び込み、セグメント別に失われた売上を示すチャートを作る。そして同じ会話の流れのまま、あなたは「この見込み客たちにフォローアップメールのドラフトを作って」と頼むと、Sales Coachエージェントを呼び出して、ドラフトを作成する。アプリの切り替えや新しいタブを開くことなく、作業は全て1つのウィンドウの中で完結する。

 単一の会話から、AgentforceのAIエージェント、カスタムエージェント、CRMアクション、Flow、サードパーティAPI、および外部システムを呼び出し、複雑な業務を完了するために適切なAIエージェントとアクションをオーケストレーションする。

 また、手探りで進める必要はなく、組み込み型のオブザーバビリティ(システム監視・可観測性)により、「今、何が起きているのか」「なぜそうなっているのか」「次に何をすべきか」まで把握できる。AIエージェントが裏で自律的に動いている間も、ユーザーはしっかり主導権を握ったままでいられる。

 Agentforce Coworkerは、ユーザーが仕事をするあらゆる場所に存在し、ヘッドレスファーストで構築されているため、自社のビジネスの完全なコンテキストを持つ単一のAIチームメイトが、Salesforce、Slack、Microsoft Teams、ChatGPT、Claudeなど、普段の業務で使うあらゆる環境に対応する。

 また、Agentforce CoworkerはHeadless 360 platform(旧:Salesforce Platform)上に構築されているため、組織がすでに信頼している権限、ガバナンス、およびセキュリティコントロールをそのまま継承する。ユーザーアクセスを尊重し、ビジネスルールに従い、チームが定義したガードレールの範囲内で動作する。

 Agentforce Coworkerは現在、ベータ版を提供している。