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NTTデータ、Google Cloudとの包括契約により「Google Workspace」「Gemini Enterprise」の活用基盤を整備
2026年7月17日 06:00
株式会社NTTデータは16日、Google Cloudとの間で「Agentic Workplace Transformation(AWT)」に関する包括契約を6月29日に締結したと発表した。Agentic Workplace Transformation(AWT)は、AIエージェントが自律的にワークフローを自動化し、人とAIが協働する新しい働き方を目指すGoogle Cloudのビジョン「Agentic Workplace」の実現に向け、業務プロセスや働き方を変革する取り組みのことを指す。
契約によりNTTデータは、国内外のグループ会社を含む社員を対象に「Google Workspace」および「Gemini Enterprise」の活用環境を整備し、自社で先行実践する「クライアントゼロ」で得られた知見を全社へ展開するとともに、顧客への提供価値の強化につなげるとしている。
NTTデータは契約に伴う取り組みとして、Google Workspaceと他プラットフォームとのあらゆる利用形態を踏まえた最適な利活用モデルの確立を目指す。Google WorkspaceおよびGemini Enterpriseを業務に適用する際の展開方法、利用ルール、定着施策などの実践知を蓄積する。
特に、Google Workspaceと他プラットフォームを併用する業務環境を自社で検証する。複数のオフィスプラットフォームやクラウドサービスを使い分けるエンタープライズ企業を想定し、大規模運用を前提とした両現用構成の留意点や、業務・利用者に応じた使い分けのユースケースを整理し、提案活動や導入支援サービスに反映する。
また、AIドリブンな業務環境を定着させるベストプラクティスの確立に向けて、Gemini Enterpriseを活用し、全社規模でAIエージェントを業務に適用する際の運用方法を確立する。具体的には、業務プロセスとの接続、利用者教育、情報・権限管理、利用ルールの整備などを予定している。
Gemini Enterpriseが持つ外部システムやデータとの連携機能を活用し、顧客が既存環境を生かしながらAIエージェントを段階的に業務へ組み込むためのベストプラクティスを構築する。
さらに、クライアントゼロで得た知見を最大限活用し、顧客の働き方変革・生産性向上をサポートする。取り組みで得た知見をGoogle WorkspaceおよびGemini Enterpriseの導入支援や、組織横断的な専門組織である「CoE(Center of Excellence)」の立ち上げ支援などを行うアクセラレーションプログラムに反映する。
具体的には、自社での運用から得られた検証結果を導入アセスメント、セキュリティ設定、利用ルール策定、研修コンテンツ、業務別テンプレートに反映し、製品導入から業務適用・定着までを一貫して支援する体制を強化する。これにより、顧客は大規模組織で検証済みの実践知を活用しながら、AIエージェントを既存環境へ円滑に導入し、継続的な業務変革につなげられる。
NTTデータは取り組みを通じて、Google WorkspaceおよびGemini Enterpriseの業務適用に関する実践知を継続的に蓄積する。また、AIの活用を前提とした業務環境の提供や活用を定着させるための先進的な支援モデルの確立を進める。今後もGoogle Cloudとの連携を強化し、企業がAIエージェントを安心して業務へ適用できる環境づくりを支援することで、顧客の業務変革とAI活用の高度化への貢献を通して、日本国内における最先端の働き方変革を牽引していくとしている。
