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Linux Foundation Japan、日本語でのトレーニングおよび認定試験の提供を開始

第一弾としてHyperledger FabricとKubernetesの基礎コースを開設

 Linux Foundationの日本事務局となるLinux Foundation Japanは25日、日本語でのトレーニングおよび認定試験の提供を開始すると発表した。

 第一弾として、ブロックチェーン基盤「Hyperledger Fabric」およびコンテナ管理基盤「Kubernetes」それぞれのトレーニングコースとして、基礎コースの日本語版を開設した。

 Hyperledger Fabric基礎コースでは、ブロックチェーンと分散型台帳技術の基本概念を紹介し、その後、Hyperledger Fabricのコアアーキテクチャとコンポーネントについて説明する。

 学習内容は、チェーンコード(Hyperledger Fabricのスマートコントラクト)を通じてHyperledger Fabricにビジネスロジックを実装する方法、分散台帳の読み書きに使用されるさまざまなトランザクション タイプを確認する方法、アプリケーションがHyperledger Fabric JavaScript SDKを使用してトランザクションを呼び出す方法など。また、ベンダーやディストリビューションに依存しないように作られており、学習する概念は普遍的に適用できるとしている。

 Kubernetes基礎コースでは、Googleなどの企業が使用しているコンテナ管理プラットフォームを使い、アプリケーション基盤を管理する方法を学ぶ。

 学習内容は、Kubernetesアーキテクチャ、デプロイ、クラスタへのアクセス、SecretとConfigMapなど。また、コースはさまざまなLinuxディストリビューションで動作するように作られており、学習する概念はディストリビューションを問わず適用できるとしている。