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Linux Foundation、Kubernetesとクラウドセキュリティに関する認定試験の日本語版を提供開始

 非営利団体のLinux Foundationは16日、Kubernetesとクラウドセキュリティに関する認定試験「認定Kubernetesセキュリティスペシャリスト(CKS-JP)」の提供を開始した。

 認定Kubernetesセキュリティスペシャリストは、Linux FoundationがCloud Native Computing Foundation(CNCF)と共同で提供する、高度なセキュリティスペシャリスト認定試験「Certified Kubernetes Security Specialist(CKS)」の日本語版。試験問題・監督員ともに日本語に対応する。

 クラウドネイティブ技術者がセキュリティスキルを証明できるようにデザインされており、クラスター設定、クラスター強化、システム強化、マイクロサービスの脆弱性最小化、サプライチェーンセキュリティ、モニタリング、ロギング、ランタイムセキュリティの各領域の知識と能力をテストする。

 試験はオンラインで実施する実技試験で、Kubernetesを実行するコマンドラインから複数のタスクを解く必要がある。この試験を含むKubernetes認定試験の登録者は、実際の試験を受ける前に試験環境を体験できる試験シミュレーター(Killer.sh)を利用できる。また、試験には、不合格の場合に一度まで無料で再受験できる無料再受験保証が含まれる。

 受験者は、Kubernetesの専門知識を十分に備えている必要があり、事前に認定Kubernetes管理者(CKA-JP)を取得していることが条件となる。