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Linux Foundation、新トレーニングプログラム「オープンソース管理と戦略」を提供開始

 非営利団体Linux Foundationは15日、経営幹部からソフトウェア開発者まで、組織のあらゆる人がオープンソースソフトウェア (OSS) のベストプラクティスを学べる新トレーニングプログラム「オープンソース管理と戦略」を発表した。

 「オープンソース管理と戦略」は、これまで英語で提供してきた「Open Source Management & Strategy」を、日本語で受講できるようになったもので、7つのコースで構成される。経営者、管理者、ソフトウェア開発者、エンジニアが、組織内で効果的なオープンソースプラクティスを構築するための、基本的な概念を理解できるように設計されている。リスキリングを支援し、オープンソースを組織で利用・推進する際の戦略や管理をつかさどるオープンソースプログラムオフィス (OSPO) 設立方法の説明を含むなど、新たに組織のOSPOを任せられたリーダーにも役立つ内容になっているという。

 トレーニングプログラムは、オープンソースのベストプラクティスに関する、多くのこれまでのトレーニングモジュールの蓄積された知見をベースに、企業でオープンソースを効果的に活用する際に重要なすべての要素に関する最新のコンテンツを追加している。

 コースはセルフペースで学習が可能。受講者は「オープンソース入門」「オープンソース ビジネス戦略」「効果的オープンソース プログラム管理」「オープンソース開発実践」「オープンソース コンプライアンス プログラム」「オープンソース プロジェクトとの効果的コラボレーション」「オープンソース プロジェクトの創設」の7つのコースから、各自に関連するコースを選択できる。

 受講者は540米ドルで1年間、7つのすべてのコースに無制限にアクセスでき、修了時には修了証を取得できる。