テクマトリックス、C言語/C++言語対応テストツール「C++test 10.4.3」の販売を開始

　テクマトリックス株式会社は4日、米Parasoftが開発したC言語/C++言語対応テストツール「C++test 10.4.3」の販売を開始した。

　C++testは、静的解析（コーディング規約チェック/フロー解析）、単体テスト、カバレッジ計測、実行時メモリエラー検出機能などを搭載した、C言語／C++言語対応のオールインワンテストツール。車載機器、産業機器、医療機器、OA機器といった組み込みソフトウェアの開発や、ミドルウェアの開発、Windows/Linuxアプリケーションの開発など、さまざまな現場で利用されている。

　今回のバージョンアップでは、車載ソフトウェア向けの標準仕様「AUTOSAR C++14 Coding Guideline」への対応を強化。規約への準拠を主張するために遵守することが必須である「required」かつ、静的解析ツールでサポート可能なことを示す「automated」の項目に完全対応した。

　また、組み込み機器全般で対応が求められるセキュリティ対策強化のため、「Common Weakness Enumeration（CWE）」の対応を追加。2019年に更新された「CWE Top 25 2019」および「CWE Weakness on the Cusp」の検証をサポートする。

　このほか、Visual Studio 2019、GCC 9.xなどのサポート、Dockerとのインテグレーションを容易にするなど、最新の開発環境／プラットフォームで利用するための対応を行った。