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中央システムの勤怠管理システム「レコル」、クラウド型人事労務ソフト「SmartHR」とAPI連携

 TISインテックグループの中央システム株式会社は21日、自社のクラウド型勤怠管理システム「レコル(RecoRu)」と、株式会社SmartHRのクラウド型人事労務ソフトウェア「SmartHR」において、APIによるサービス連携を開始したと発表した。

 レコルは、導入しやすさと使いやすさに注力したクラウド型の勤怠管理システム。勤怠管理における作業の効率化と管理コストの削減を実現できるとのことで、有休管理機能や申請機能、36協定における残業時間の管理ができる勤怠分析機能など、全機能を追加料金なしで利用できるという。

 一方のSmartHRは、入社手続きや雇用契約、年末調整など、さまざまな労務手続きのペーパーレス化を実現するクラウド型の人事労務ソフトウェア。最新の人事データベースをもとに、社員名簿や人事レポートを作成できるほか、勤怠管理や給与計算システムとの連携も行えるとした。

 今回のレコルとSmartHRの連携では、SmartHRに登録されている従業員データを、ワンクリックでレコルに反映可能になった。これにより、従来は手作業で行っていた従業員情報の入力負荷を軽減するとともに、その際に起こり得る入力ミスを防止できるとのこと。

 またSmartHRでは、従業員本人が入社手続きに必要な情報を登録するため、SmartHRで入社手続きを行い、入力された従業員データをレコルに連携することで、人事労務担当者の入力作業を効率化できるとしている。

 なお、同期できる情報は、ログインID(SmartHRでは社員番号、以下同じ)、名前(氏名)メールアドレス(メールアドレス)、所属(部署名)、雇用区分(雇用形態)、入社日(入社日)、退職日(退職日)といった項目である。