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中央システム、使いやすさを重視したクラウド型勤怠管理システム「レコル」

 TISインテックグループの中央システム株式会社は5日、クラウド型勤怠管理システム「レコル(RecoRu)」を提供開始すると発表した。中央システムがクラウド型勤怠管理システムを5年以上運用した経験を生かして開発されており、シンプルで使いやすい点が特長という。

 レコルは、多様な働き方に対応できるクラウド型の勤怠管理システム。社員ひとりひとりの勤務形態に合わせ、柔軟に設定を変えられる点も特長で、勤務時間(開始/終了)や休憩時間、丸め、カレンダー(法定休日/所定休日)、締め日などを個別に設定可能だ。

 打刻もさまざまな方法をサポートする。共用PCやタブレットを使う方法では、打刻はスタッフがWebブラウザから名前をタップするだけの手軽さで利用可能。各社員が自分のPCからログインして打刻することも可能なほか、AndroidやiPhoneといったスマホ向けには、2017年夏ごろにアプリが提供される予定とした。また、ICカードや生体認証などによる打刻も対応する。

 管理者向けの管理画面も提供され、打刻した時刻が勤怠表に自動で反映されるので、管理者はいつでも最新の勤怠表を確認できる。さらに、社員の打刻忘れ、勤務表の入力間違い、出退勤状況、今月の残業時間と残業見込みを1つの画面で確認できるようにしており、日々の勤怠管理を支援するとのこと。

 このほか、従業員や店舗ごとに勤怠データを自動集計する機能や、CSV出力による給与ソフトとの連携機能なども搭載した。

 価格は管理対象人数に応じた従量課金となり、1名あたり月額100円(税別)。最低30名から利用できる。なお、無料お試し登録をすると30日間の試用が可能だ。