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NTT Com、IoTプラットフォーム「Things Cloud」の導入検討支援・設計構築・保守運用をサポートするサービスを提供

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は11日、同社が提供するIoTプラットフォーム「Things Cloud」に関する導入検討支援、設計構築、保守運用をワンストップで実現し、IoTシステムをフルライフサイクルでサポートする「Thingsアドバイザリー」「Thingsコーディネーション」「Thingsマネジメント」の各サービスを提供開始した。

 Things Cloudは、多様なデバイス/センサーの接続から、データ収集、可視化、分析、管理など、IoTの導入に必要な機能・プロセスをノンプログラミングで簡単・短期間に実現できる機能やテンプレートを提供するIoTプラットフォーム。NTT Comは、IoT活用をワンストップでサポートする新たなサービスを提供することで、システム構築時のIoTデバイスの選定や、導入後の継続的な保守運用といった、顧客の課題を解決する。

 Thingsアドバイザリーは、顧客のIoT導入検討支援、導入後のデータ活用・分析を支援するアドバイザリーメニュー。第一弾として、IoT導入を検討する顧客を対象として、IoTデバイスとThings Cloudとの接続方法や可視化方法の研修、APIの利用方法のハンズオンなど、オンサイトのトレーニングメニューを提供する。

 Thingsコーディネーションは、顧客の利用用途に合わせた最適なデバイスの選定、Things Cloudの画面カスタマイズや外部システム連携など、NTT Comがパートナープログラム「Things Partnerプログラム」を通じて培ってきた構築ノウハウを生かして、IoTシステムを設計・構築する。

 Thingsマネジメントは、NTT Comの通信事業者ならではの保守運用ノウハウを生かし、IoTデバイスを含めたシステムの状態監視・故障対応やヘルプデスク対応など、Thingsコーディネーションで構築したIoTシステムのマネージドサービスをワンストップで提供する。

 各サービスの価格は要問い合わせ。NTT Comでは、顧客の要望に基づいてサービスメニューを順次拡充し、顧客のIoTシステムの高度化・安定運用をサポートするとしている。