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エクイニクス、香港で6拠点目となるAI対応データセンター「HK6」を開設
2026年7月7日 06:30
米Equinix(以下、エクイニクス)は6日、香港で6拠点目となるInternational Business Exchange(IBX)データセンター「HK6」の正式開設を発表した。
HK6は、液冷技術を備え、AIイノベーションに求められる高電力密度要件や優れた熱効率、運用レジリエンスに対応している。香港およびグレーターベイエリア(GBA)に広がるエコシステムへの低遅延接続と高密度な相互接続を兼ね備え、香港におけるAI活用とイノベーションの推進を支援し、グローバルなイノベーションと生産性の向上に貢献する。
HK6への初期投資は総額1億2400万ドルで、第1フェーズでは1000ラックを提供し、最終的には3550ラックまで拡張予定。同施設の開設は、香港政府が推進するテクノロジーおよびAI戦略と連動しており、特に越境イノベーションの拠点として開発が進む香港・深圳イノベーション&テクノロジーパーク(HSITP)を発展させる取り組みを後押しする。HK6は既存のエクイニクスキャンパスおよびHSITPと相互接続され、GBA全体の企業やスタートアップに対して安全なアクセスを提供し、共同開発や研究開発の加速を支援する。
さらにHK6は、HPEおよびNVIDIAとの協業により提供される「AI Discovery Hub」と連携することで、企業やスタートアップが中立的で効率的なハイブリッドおよびマルチクラウド環境において、安全にAIアプリケーションの構築、検証、評価、拡張を行えるオープンなテスト環境を提供する。これにより、本番導入前に実環境に近い条件でワークフローの性能や互換性の検証が可能となり、AI導入のリスク低減と市場投入までの期間短縮を実現する。
HK6はEquinix Fabricを通じて、分散インフラと世界中のエコシステムを直接かつ柔軟に接続し、企業のAI戦略を支える。また、Equinix Fabric Intelligenceにより、高度な可視化とAIインサイトを活用した接続管理を実現し、分散環境全体における接続のプロビジョニング、最適化、運用を自動化する。これにより、分散型AIワークロードの安定稼働を維持しながら、運用負荷を軽減し、企業がイノベーションに集中できる環境を提供する。
香港においてエクイニクスは、6つのIBXデータセンターからなる高度に接続されたネットワークを展開しており、主要拠点に戦略的に配置することで、高いパフォーマンス、レジリエンス、高密度なエコシステムを支えていると説明する。この展開の中心には、荃湾(センワン)に位置し、通信業者が集積するキャンパスがあり、同キャンパスにはHK1、HK2、HK3、HK6が近接して配置され、ネットワーク、クラウド、AIサービスプロバイダーと企業間の高速、低遅延な相互接続を実現している。
また、これらの施設は、分散しながらも緊密に統合されたネットワークを形成し、ミッションクリティカルな業務システムやワークロード、ハイブリッドマルチクラウドアーキテクチャー、拡大するAI主導型アプリケーションの需要に対応すると同時に、デジタル主権要件にも準拠する。
HK6は、エクイニクスが推進してきたサステナビリティ分野でのリーダーシップを継承し、同社が掲げる「2030年までに全リテールIBXデータセンターで再生可能エネルギー100%利用を達成する」という目標に沿って、100%再生可能エネルギーによる運営を維持している。また、香港政府の「気候行動計画2050」と整合した地域のサステナビリティ施策の伝統を引き継ぎ、都市の低炭素経済への移行を支援するとしている。
