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フィックスターズ、組み込み開発企業向けセキュアAIアプライアンス「Fixstars Vega」を提供

 株式会社フィックスターズは6日、組み込みソフトウェア開発を手がける企業向けに、高いセキュリティと低い運用コストを実現するAI駆動開発アプライアンス「Fixstars Vega」を提供開始した。

 Fixstars Vegaは、セキュリティ要件が厳しく、さらに専門性・独自性が高いシステムを対象に開発を行う組み込み開発現場において、一般的なクラウドサービス型AIを使用しづらいという課題に対応するアプライアンス製品。オンプレミスまたはプライベートクラウドなどに、顧客専用のAI開発環境を構築し、顧客ごとに最適なAI開発環境を提案し導入を進められるよう、ヒアリング、コンサルテーション、教育などのメニューを用意している。

 検証済み・最適化済みのオープンウェイト大規模言語モデル(オープンウェイトLLM)を、顧客専有のローカル環境(オンプレミス、プライベートクラウドなど)で運用するため、クラウド型AIサービスのようなトークン従量課金が発生しない。利用量を気にすることなく組織全体でAIを活用できるため、AI駆動開発を本格的に全社展開してもコストを低く抑えられる。

 最新のオープンウェイトLLMは、クラウド型AIサービスと遜色ない性能に達しており、今後登場する新モデルについてもフィックスターズが随時検証し、アプライアンスとしてハードウェアの性能を最大限引き出した状態で提供するとしている。

 オンプレミス、ホスト型プライベートクラウド、クラウド(VPC型)など、扱う情報の機密度や社内ポリシーに応じてAI環境を構築するため、ソースコードや設計情報など機密情報を社外のネットワークに出さずにAIを活用できる。外部のAIサービスに入力データが学習されるリスクを気にせず利用できる。

 AIモデルが適切かつ効率よく処理を実行するために必要な、コンテキスト管理や周辺ツール操作などの機能を備えたソフトウェア群(ハーネス)が、LLMと一体となってAIエージェントを構成する。Fixstars Vegaには、フィックスターズが20年蓄積したパフォーマンスエンジニアリングのノウハウがハーネスとして蓄積されている。この独自ハーネスと、検証済みの最先端オープンウェイトLLMを組み合わせたAIエージェントを使用することで、一般的なAIには出力不可能な、性能最適化を実現するコード生成が可能になるとしている。