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トラストバンク、LGWANを利用した自治体専用ビジネスチャット「LoGoチャット」

 株式会社トラストバンクは1日、LGWAN(総合行政ネットワーク)を介して業務アプリケーションを共同利用できる「LGWAN-ASP」を活用し、自治体専用ビジネスチャットツール「LoGo(ロゴ)チャット」を提供開始したと発表した。

 LoGoチャットは、テキストやファイル、写真などの送受信を、通信の安全性の高いLGWAN上で行うことができるビジネスチャットサービス。PCやモバイル端末用のアプリが提供され、自治体職員は庁内、あるいは他自治体の職員と手軽にコミュニケーションを行えるという。

 これまでも、庁内にサーバーを設置してオンプレミス型のチャットを利用している自治体はあったが、LoGoチャットはLGWAN-ASPサービスとして提供されるため、オンプレミス型と比べて初期費用や運用費用が安価になっているほか、すぐに利用開始できる点もメリットとした。

 また、LGWANに加えてインターネット経由でも利用可能になっており、外出先や出張先からのチャット利用にも対応。自治体の許可を得た外部の民間事業者とのやり取りも可能としている。

 なお、9月13日からは1年間の無料トライアル(アカウント数無制限)の受付が開始されており、北海道の北広島市や豊富町、福島県の伊達市や田村市、大阪府の寝屋川市、宮崎県など、36自治体にて計1万2960アカウントが利用されているとのこと。