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OBC、クラウド型の総務・人事業務支援アプリケーション「総務人事奉行クラウド」を提供

業務シナリオのテンプレートも提供予定

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は30日、クラウド型総務・人事業務支援アプリケーション「総務人事奉行クラウド」を発表した。10月31日より販売を開始する。

 「総務人事奉行クラウド」は、従来は人事業務を支援する「人事奉行」として提供されてきたが、今回は総務業務を対象に追加し、総務・人事・労務業務を支援するアプリケーションとして新たに提供するという。

 総務・人事部門は多岐にわたる業務を担う上、紙やExcelで行われている「定型化されていない(非定型)」業務が数多く存在しているが、「総務人事奉行クラウド」ではこうした非定型業務を定型化し、業務の生産性向上を実現するという。

 また今後は、企業独自の規定やルール、業務手順で設計できる「業務シナリオ」を提供する予定。これにより、紙やExcelで行われている業務を「総務人事奉行」で簡単に定型化し、スムーズに処理できるようになるとした。さらに、ベストプラクティスとなる業務シナリオのテンプレートも追加していく予定で、最大120種類までの拡張を計画しているとのこと。

 このほか将来的には、「総務人事奉行クラウド API version」を提供し、APIを利用して、さまざまなHR Techサービスと連携できるようにしていく予定だ。

 価格(税別)は、「総務人事奉行クラウド iAシステム」の1ライセンスが年間12万円から。初期費用として別途5万円が必要になる。