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東陽テクニカ、送受信各100Gbpsに対応可能なイーサネット向けパケットキャプチャ/解析システムを提供

 株式会社東陽テクニカは29日、イーサネット向けのパケットキャプチャ/解析システム「SYNESIS」において、200Gbps(送信100Gbps、受信100Gbps)に対応したポータブル型を販売開始したと発表した。

 「SYNESIS」は、パケットロスなくストレージへ書き込める特許技術を生かし、イーサネットのネットワーク上に流れるトラフィックを取りこぼすことなくキャプチャし、正確な解析を迅速に行えるLANアナライザ。主に、高速・大容量ネットワークの通信トラブル解析などで利用されている。

 今回提供する新モデルは、送信100Gbps、受信100Gbpsの計200Gbpsに対応したモデルで、200Gbpsのトラフィックでも、とりこぼしなく、連続して100%のパケットを確保できるとした。

 製品はポータブル型のため、必要な現場に持ち込んでオンサイトでの解析が可能。また、ディスク書き込み時にインデックス情報を同時に保存することで、検索する時間を大幅に短縮しており、蓄積したパケット情報から必要なデータを高速で抽出・解析できるとのことだ。