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東陽テクニカ、膨大な通信データを網羅的にキャプチャし詳細に可視化できるソリューション「SYNESIS Next」

 株式会社東陽テクニカは5日、企業ネットワーク統合監視ソリューション「SYNESIS(シネシス) Next」を販売開始したと発表した。価格は600万円から。

 SYNESIS Nextは、大容量パケットキャプチャ/解析システム「SYNESIS」に、ネットワーク監視機能を備えた「NetEyez」や、セキュリティリスク可視化の機能を持つ「NetEyez Security」を連携させたソリューション。企業ネットワークの膨大な通信データを取りこぼしなく捕捉し、さらにその分析結果を詳細に可視化できるという。

 具体的には、大容量パケットキャプチャ/解析システムのSYNESISで、企業ネットワーク上を流れる大量のデータを確実に捕捉するとともに、NetEyezのネットワーク監視機能と、NetEyez Securityのセキュリティリスク可視化機能を統合して、ネットワークの詳細な分析までを共通のGUIからシームレスかつ迅速に行えるという。

 これにより、エンジニアの専門的な知識や経験が必要とされていたネットワークの障害解析や、サイバーセキュリティインシデントの検知・分析にかかる時間と工数を大幅に短縮できるとのこと。

 さらに、Microsoft 365などの各種SaaSサービス通信状況の可視化や、DPI(Deep Packet Inspection)技術を用いたアプリケーションプロトコル分析、通信性能に関わるさまざまなサービスの応答時間の監視、脅威インテリジェンスDBを用いた多様なセキュリティ脅威の検知などを行えるとした。

 なお東陽テクニカでは、6月12日~14日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される展示会「Interop Tokyo 2024」にて、SYNESIS Nextを初展示するとのことだ。